多々良 勝五郎(たたら かつごろう)
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「今昔続百鬼――雲」の記事における「多々良 勝五郎(たたら かつごろう)」の解説
在野の民俗学者。妖怪伝承を収集・研究している妖怪研究家。外見は「寸詰まりの菊池寛」に例えられ、寝癖のついた髪をしていて小柄で太っており、小さな眼鏡をかけている。元々は理系で力学・天文・気象に詳しく、建築を学んでいたが、神社仏閣などの宗教的建造物の測量をしていた時に信仰の奥深さに目覚め、信心ではなく研究へ興味が向かい、昭和15年に妖怪研究に専念することを決意した。第一論文として山中に現れる独眼独脚妖怪の起源を考察した「一つ目一本足妖怪の起源に就いて」を執筆して以来、長い間大陸の妖怪と日本の妖怪の関わりについて研究を続けている。宝物の「畫圖百鬼夜行」シリーズをどこへ行くにも持ち歩いており、最近は鳥山石燕の妖怪画に隠された様々な隠喩暗喩を読み解くことを課題にしている。古文・漢文・梵字を読みこなすほか、以前タロウカードの研究をしていたことがあり、その関連でイカサマにも詳しい(ただし自分ができるわけではない)。宝塚の少女歌劇が好き。
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多々良 勝五郎(たたらかつごろう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 01:27 UTC 版)
「百鬼夜行シリーズ」の記事における「多々良 勝五郎(たたらかつごろう)」の解説
京極堂の友人で、自称・妖怪研究家。妖怪の話で京極堂と互角に渡り合えるほど妖怪に詳しい。戦後は友人の沼上と全国を行脚しており、かつて出羽で即身仏にまつわる殺人事件に巻き込まれた際に京極堂に助けてもらった。『塗仏の宴』の頃から、『稀譚月報』で『失われた妖怪たち』を連載中。小柄で小太りな体型で、「寸詰まりの菊池寛」に例えられる外見。
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多々良 勝五郎(たたら かつごろう)
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「今昔百鬼拾遺 (小説シリーズ)」の記事における「多々良 勝五郎(たたら かつごろう)」の解説
在野の妖怪研究家で、『稀譚月報』に記事を書いている。河童取材の一環で房総の河伯神社に来ていたが、移動中に亀山の遺体を発見する。
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多々良 勝五郎(たたら かつごろう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:00 UTC 版)
「塗仏の宴 宴の支度」の記事における「多々良 勝五郎(たたら かつごろう)」の解説
京極堂の友人で自称妖怪研究家。妖怪の話で京極堂と互角に渡り合えるほど妖怪に詳しい。かつて殺人事件に巻き込まれた際に京極堂に助けてもらったらしい。多田克己がモデルとなっている人物。
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