外交部長官
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 14:59 UTC 版)
2021年1月20日、大統領府より次期外交部長官(外相)へ起用されることが発表された。2021年2月8日、人事聴聞会において人事案の経過報告書が与党単独で採択され、文在寅大統領が同日夕方に長官任命案を裁可。9日に外交部長官に就任した。 2021年3月31日、韓国政府は4月3日から中国の厦門で王毅外相と会談すると発表し、両国関係や朝鮮半島情勢など意見を交わすとした。これについて韓国の保守系メディアは、「韓国の外相がアメリカに先立って中国を訪問するのは異例だ」として、「米中両国のバランスをとりたい狙いがある」との見方を示している。 2021年9月22日、訪問先のニューヨークでブリンケン国務長官、茂木敏充外相による日米韓外相会談も行い、北朝鮮のミサイル問題、朝鮮戦争終結宣言などを議論した。続いて、茂木外相と日韓外相会談を行ったが、慰安婦や徴用工訴訟問題の議論は平行線に終わった。また、翌23日に米国外交問題評議会主催の会議で、米国・オーストラリア・日本とともに「対中ブロック」を形成するかどうかについての質問で、中国の「戦狼外交」を擁護する発言をしたため、韓国国内(野党「国民の力」)からも批判の声が上がった。 2022年2月12日、三カ国外相会談のためアメリカ合衆国ハワイ州を訪問。ホノルルで日本の林芳正外相と初の会談を行ったが懸案事項の協議は平行線で終わった。
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