変種・亜種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 15:35 UTC 版)
トウタカトウダイ(唐高燈台)Euphorbia pekinensis Rupr. 中国本土に分布し、標高400〜2400メートルで生育する。タカトウダイと同じとされていたが、果実のいぼ状突起の形が異なり、区別されるようになった。 アソタイゲキ(阿蘇大戟)Euphorbia pekinensis ssp. asoensis イブキタイゲキ(伊吹大戟)Euphorbia lasiocaula Boiss. var. ibukiensis (Hurusawa) T.Kuros. et H.Ohashi シナノタイゲキ(信濃大戟)Euphorbia sinanensis (Hurusawa) T. Kurosawa & H. Ohashi 本州中北部に分布し、高さ10-50cmとなり、タカトウダイと比較してやや小型。タカトウダイと違って花期は春であり、種子が褐色である。 フジタイゲキ(富士大戟)Euphorbia watanabei Makino 静岡県の産地から低山地の草原に分布。タカトウダイおよびイワタイゲキの変種とされることもあるが、苞葉や輪生葉が黄色く、茎が無毛。花期は夏。亜種として、輪生葉が長く、種子表面にしわ状の模様があるヒュウガタイゲキ(日向大戟、E. watanabei subsp. minamitanii T. Kurosawa, Seriz. et H. Ohashi)がある。 ハマタカトウダイ(浜高燈台)Euphorbia lasiocaula Boiss. f. maritima (Hurus.) T.Kuros. et H.Ohashi タカトウダイの海岸型。小型で背が低く、茎は匍匐して伸びる。花序は短くて花が密集する傾向にある。 ミヤマタイゲキ Euphorbia pekinensis Rupr. subsp. fauriei (H.Lév. et Vaniot) T.Kuros. et H.Ohashi タカトウダイを含めこれらは分類によっては、トウタカトウダイ(Euphorbia pekinensis Rupr.)の変種や亜種として扱われる。
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