変種第二号
変種第二号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/08 16:18 UTC 版)
「変種第二号」(へんしゅだいにごう、Second Variety、1953年)は、フィリップ・K・ディックによる短編SF小説である。「人間狩り」という邦題でも翻訳されている。1996年に『スクリーマーズ』として映画化、2009年に続編『スクリーマーズ:ザ・ハンティング』が映画化された(後述)。
舞台はアメリカとソ連の戦争後の世界。戦争初期のソ連の攻勢により劣勢になったアメリカは月基地(ムーン・ベース)に拠点を移す。ソ連の勝利が決定的となりかけた時に、アメリカの技術者は「クロー」と呼ばれるロボットを開発する。クローは地球の地下工場で生産されている。それは自立して行動し、次第に改良され、ソ連軍を圧倒するようになる。
映画作品
- スクリーマーズ
- 1996年公開。監督:クリスチャン・デュゲイ。主演:ピーター・ウェラー。
- 舞台を西暦2068年の惑星シリウス6Bとしている。
- スクリーマーズ:ザ・ハンティング
- 2009年公開。監督:シェルドン・ウィルソン。主演:ジーナ・ホールデン。
- 前作から13年後を描いた続編。前作同様、惑星シリウス6Bを舞台にした作品で、
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変種第二号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 05:08 UTC 版)
アメリカを中心とする国連軍とソ連の間で全面戦争が勃発。戦端はソ連による北アメリカへの攻撃によって開かれ、ヨーロッパも壊滅。アメリカは爆撃機によるソ連本土への報復を行うとともに政府を「月基地」へ移動させる。開戦から6年後、国連軍のロボット兵器「クロー」の変種がソ連軍を襲撃したことを受け、ソ連側から国連軍へ討議の開始が申し込まれる。
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