変格活用動詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 02:24 UTC 版)
以上のルールに当てはまらない変則活用の動詞がある。/aN/(「ある」もしくはコピュラ)、/buN/「いる」、/cuN/「知る」、/iruN/「やる」、/kuN/「来る」、/hajuN/「入る」がそうである。このうち連体形接辞に-ruを取るのは/aN/,/buN/,/cuN/の三つで、それぞれ/aru/,/buru/,/curu/となる。
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変格活用動詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 09:25 UTC 版)
変格活用動詞である、カ行変格活用の「来る」とサ行変格活用の「する」の二つは、いずれもそれぞれの行の上一段活用のように活用される。 「来る」は、キ一段で活用するカ行上一段活用の形になる。ただし、この訛りの傾向には強弱があり、訛りの弱いところでは、未然形のみ「キナイ」でその他の活用形は本来のカ行変格活用が用いられる。訛りの強いところでは、すべて上一段活用になる。 「する」の場合も同様で、未然形からシ一段で活用させてしまい、終止形も「シル」、仮定形は「シレ」の形をとってしまうため、サ行上一段活用になってしまう。 カ行変格活用の「来る」の用法の例活用形の種類例語標準語茨城弁会話例備考未然形来ない コナイ キナイ あの人はまだキナイ 県北の一部ではクネーと言う 連用形来(ます) キ キ 標準語と同じ 終止形来る クル キル すぐキルから待ってな 弱いところではクルを使う 連体形来る クル キル 向うからキル人 弱いところではクルを使う 仮定形来れば クレバ キレバ 早くキレバいいのに 弱いところではクレバを使う 命令形来い コイ キロ・コ こっちさキロ(コー)よ キロよりもコ・コーを使うところが多い
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