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塩川徹也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/19 15:21 UTC 版)

塩川 徹也
しおかわ てつや
日本学士院より公表された肖像写真
人物情報
生誕 (1945-10-19) 1945年10月19日(79歳)
日本福岡県
国籍 日本
出身校 東京大学教養学部教養学科フランス分科
学問
研究分野 フランス文学
研究機関 京都大学東京大学
主な受賞歴 #受賞歴参照
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塩川 徹也(しおかわ てつや、1945年10月19日 - )は、日本フランス文学者東京大学名誉教授。日本学士院会員。2018年文化功労者に選出。2019年瑞宝重光章受章。

経歴

出生から修学期

1945年、福岡県で生まれた。1964年に日比谷高校を卒業し[1]東京大学教養学部教養学科フランス分科に進学。1968年に卒業。同大学大学院人文科学研究科仏語仏文学専門課程に進み、修士課程を修了。パリ第4大学に留学し、1971年に修士課程を修了。1975年、東京大学大学院博士課程を修了(第3期課程博士取得)。

フランス文革研究者として

1976年、京都大学教養部助教授に就いた。1980年、東京大学文学部助教授に転じた。1993年に教授昇格。1995年より東京大学大学院人文社会系研究科教授。2009年に東京大学を定年退任し、名誉教授となった。2009年12月、日本学士院会員に選出された[2]

2017年1月、皇居正殿での講書始で「人は今を生きることができるか - パスカルの時間論」を講義。 

受賞・栄典

受賞
叙位・叙勲

研究内容・業績

専門はフランス文学、フランス思想で、パスカルに関する著作が多い。

家族・親族

  • 妻:塩川浩子はフランス文学者で、江口朴郎の三女[6]

著作

著書
  • 『パスカル:奇蹟と表徴』岩波書店 1985
  • 秘蹟:パスカル<見えないもの>の認識』岩波書店 1993
  • 『パスカル『パンセ』を読む』岩波セミナーブックス 2001
    • 新訂版 岩波書店(岩波人文書セレクション) 2014
  • 『パスカル考』岩波書店 2003
  • 『発見術としての学問』岩波書店 2010
共編著
訳書
論文

外部リンク

参考文献

脚注

  1. ^ トワイライトフォーラム 過去講演会一覧 如蘭会
  2. ^ 日本学士院
  3. ^ 平成30年度 文化功労者”. 文部科学省 (2018年11月3日). 2018年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月27日閲覧。
  4. ^ 『官報』号外第151号 2019年11月3日
  5. ^ 秋の叙勲、柄本明さんら4113人 伊達忠一氏に桐花大綬章”. 日本経済新聞 (2019年11月3日). 2023年1月20日閲覧。
  6. ^ 佐藤朝泰『閨閥 日本のニュー・エスタブリッシュメント』470p


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