培土
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 00:24 UTC 版)
高分子ポリマー製の保水シート 自重の数十倍に及ぶ吸水性能がある。ただし、植物の根が吸水するための水分放出機能が土壌厚さなどで制限される。可燃物(乾物状態)。 緑化コンクリート 孔形状を形成したコンクリートブロック。強アルカリ性のコンクリートは一部の植物植生に有用であるが多くの植物は強アルカリ性を好まない。不燃物。 泥炭 植生に有用な有機物や微生物が存在する。屋上畑などで使用。可燃物(乾燥状態)。 軽石(シラス) 火山噴出物。多孔質のため軽量で保水する(天然素材のため保水定量は不可)。園芸土壌用として盆栽など観賞用植物栽培に使用されているが、踏圧で軽石の凸凹形状が植物の根を切断させることが知られている。不燃物。 ロックウール 玄武岩などを繊維形状にした建築物の断熱基材。微量養分の種類が含まれるため稲の育苗やトマトなどの作物、花栽培に多く使用されている土壌基材。保水機能は自重の約5倍。乾物状態の比重は0.2と軽量。不燃物。 再生繊維マット 廃棄物樹脂繊維をマット形状(厚さ約3cm)に肥料を挟み込み成形。可燃物(乾物状態)。 ウレタンマット(廃棄物再利用品有り) 断熱効果がある。吸水、吸湿は極微量。難燃材を添加した製品もあるが燃えやすい性質を持っている。可燃物。 ヤシガラマット 乾物状の天然ヤシ皮をマット形状(厚さ約5cm)に成形。可燃物。
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