地域活性化における利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/03 05:58 UTC 版)
鯖街道を地域活性化に利用するための取り組みとして、小浜・若狭・高島の3市町による「鯖街道交流促進会議」が2005年度に発足したが、2012年度には「鯖街道まちづくり連携協議会」として組織形態を発展させ、観光や名産品の売り込みなどが広域的に取り組まれている。鯖街道の起点とされている小浜市いずみ商店街アーケードの路面には、「さば街道起点」のプレートが埋め込まれている。一方、終点の出町柳付近にある出町商店街では京都府の補助事業(地域商業チャレンジ支援事業)「鯖街道情報発信事業」における地域活性化のモチーフとして鯖街道が用いられたほか、この事業などにおいて街道沿線との交流の試みもなされている。 また、小浜市から京都市(左京区出町柳)までを往時のルートで走り通す「鯖街道ウルトラマラソン大会」が毎年開催されているが、ルートの大半が未舗装路であることや高低差が大きいことから、別名「ウルトラ山岳マラソン鯖街道マラニック(マラソン+ピクニック)」とも呼ばれる。 熊川宿は2007年(平成19年)12月、近畿では8番目の日本風景街道「若狭熊川・鯖街道」として登録された。
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