国際連合安全保障理事会決議181とは? わかりやすく解説

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国際連合安全保障理事会決議181

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/13 22:38 UTC 版)

国際連合安全保障理事会
決議181
日付: 1963年8月7日
形式: 安全保障理事会決議
会合: 1056回
コード: S/5386
文書: 英語

投票: 賛成: 9 反対: 0 棄権: 2
主な内容: 南アフリカ共和国政府のアパルトヘイト政策に関する問題
投票結果: 採択

安全保障理事会(1963年時点)
常任理事国
 中国
フランス
イギリス
アメリカ合衆国
ソビエト連邦
非常任理事国
ブラジル
ガーナ
モロッコ
 ノルウェー
フィリピン
ベネズエラ

国際連合安全保障理事会決議181(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ181、英語: United Nations Security Council Resolution 181、UNSCR181)は、1963年8月7日国際連合安全保障理事会で採択された決議である。

この決議は、南アフリカ共和国による軍備増強に関するものであり、これらの兵器が同国におけるさらなる人種紛争の助長に使われることに対する懸念を表明している。国連安保理は、1960年の安保理決議134で最初に要請されたように、南アフリカ政府に対してアパルトヘイト政策の放棄を求め、全ての国に対して南アフリカに対するあらゆる武器・弾薬その他の軍事装備の販売・輸送を自主的に停止するように求めた。

イギリスフランスは採択を棄権し、残りの9か国の賛成によりこの決議は採択された。しかし、この決議は南アフリカ政府の行動にほとんど影響を及ぼさなかった[1]

脚注

  1. ^ Hilaire, Max (2005). United Nations law and the Security Council. Ashgate Publishing, Ltd.. p. 256. ISBN 978-0-7546-4489-7 

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