国際連合安全保障理事会決議123とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 国際連合安全保障理事会決議123の意味・解説 

国際連合安全保障理事会決議123

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/08 04:54 UTC 版)

国際連合安全保障理事会
決議123
日付: 1957年2月21日
形式: 安全保障理事会決議
会合: 774回
コード: S/3793
文書: 英語

投票: 賛成: 10 反対: 0 棄権: 1
主な内容: カシミール問題に関する和平に関して、安保理議長がインド・パキスタンを訪問することについて
投票結果: 採択

安全保障理事会(1957年時点)
常任理事国
 中国
フランス
イギリス
アメリカ合衆国
ソビエト連邦
非常任理事国
オーストラリア
 コロンビア
 キューバ
イラク
フィリピン
 スウェーデン

国際連合安全保障理事会決議123(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ123、: United Nations Security Council Resolution 123, UNSCR123)は、1957年2月21日国際連合安全保障理事会で採択された決議

ジャンムー・カシミールをめぐる紛争の激化を受け、安保理は、安保理議長亜大陸を訪問し、インドパキスタン両政府とともに、紛争解決に寄与しうる提案を検討するよう要請した。安保理は続けて、議長に対して同年4月15日までに報告するよう要請した。この報告書は、後に同年12月採択された安保理決議第126号の基礎となった。決議は10票で採択され、ソビエト連邦は棄権した。


詳細

以下はその和訳。

安全保障理事会は、
1957年1月24日の決議122(1957)、その前の決議およびインド・パキスタン問題に関する国際連合委員会の決議を想起し、以下の通りとする。
1. 安全保障理事会議長に対し、スウェーデン代表に対し、安全保障理事会および国際連合インド・パキスタン委員会のこれまでの決議を考慮し、紛争解決に寄与すると思われる提案をインドとパキスタンの両政府と検討し、この目的のために亜大陸を訪問し、1957年4月15日までに安全保障理事会に報告することを要請する。
2. インドとパキスタンの政府に対して、これらの任務の遂行に協力するよう要請する。
3. 事務総長および国際連合インド・パキスタン代表に対し、同代表が要請する支援を提供するよう要請する。

脚注

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  国際連合安全保障理事会決議123のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「国際連合安全保障理事会決議123」の関連用語

1
34% |||||

国際連合安全保障理事会決議123のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



国際連合安全保障理事会決議123のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの国際連合安全保障理事会決議123 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS