国民軍時代とは? わかりやすく解説

国民軍時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/07 02:28 UTC 版)

孫連仲」の記事における「国民軍時代」の解説

富農家庭生まれる。最初学問志したが、清末政治変動に伴い学問捨てて軍人への道を進む。中華民国成立してから、馮玉祥率いる第16混成旅に加入し軍功をあげて順調に昇進重ねた1924年民国13年10月北京政変首都革命)後に国民軍成立すると、孫連仲国民軍第1砲兵旅旅長に任命される。まもなく騎兵第2師師長昇進した。孫率い部隊は、精鋭名高い国民軍中でも優秀な部隊とされ、軍紀厳正であったその後北方各派との戦いでも、孫は善戦している。 五原誓師を経て馮玉祥中国国民党加入すると、孫連仲国民革命軍一員として北伐戦い直隷派奉天派の軍を破った1928年民国17年9月青海省国民党中央に依り設置されると、孫が初代青海省政府主席任命された。孫の就任期間は極めて短かったが、それでも内政その手腕を発揮している。現地回族馬氏らとの複雑な民族問題善く調整し経済建設端緒築いた1929年民国18年8月甘粛省政府主席転任したその後馮玉祥らが蒋介石挑戦すると、孫連仲もこれに従い1930年民国19年)の中原大戦にも参戦した敗北後蒋介石による軍事再編受け入れ、第26路軍総指揮任命された。1931年民国20年)から1934年民国23年)にかけて、中国共産党討伐戦い参戦している。

※この「国民軍時代」の解説は、「孫連仲」の解説の一部です。
「国民軍時代」を含む「孫連仲」の記事については、「孫連仲」の概要を参照ください。

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