国家安全局 (中華民国)とは? わかりやすく解説

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国家安全局 (中華民国)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/15 02:57 UTC 版)

国家安全局
庁舎
各種表記
繁体字 國家安全局
簡体字 国家安全局
拼音 Guójiā Ānquánjú
日本語読み: こっかあんぜんきょく
英文 National Security Bureau
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国家安全局繁体字中国語: 國家安全局)とは、中華民国政府の情報機関

歴史

1955年3月1日に国防会議に属する形で設立され、1967年に国防会議が解消、国家安全会議が設立されると、国家安全会議の直属組織として改組された。1993年12月30日、国家安全会議組織法及び国家安全局組織法が公布されるに至り、翌年1月1日に正式な政府機関として制度化された。

2005年2月5日、国家情報工作法が施行され、中華民国の各情報機関の活動の法的根拠が整備された。

機構

  • 第一処:国際情報工作
  • 第二処:中国地区情報工作
  • 第三処:台湾本国地区安全情報工作
  • 第四処:国家戦略情報研究・分析工作
  • 人事処
  • 会計処
  • 政風処
  • 秘書室
  • 資訊室
  • 総務室
  • 特種勤務指揮中心:総統・副総統等の警護
  • 電訊科技中心:科学技術情報
  • 訓練中心:教育訓練
  • 公共関係室:国会との連絡及びマスコミとの連繋工作
  • 督察室:内部防諜工作
  • 公開情報中心:公開情報の収集(OSINT

歴代局長

  1. 鄭介民(1955年3月-1959年) - 陸軍大将
  2. 陳大慶(1959年-1964年7月) - 陸軍大将
  3. 夏季屏(1964年7月-1967年7月) - 陸軍中将
  4. 周中峰(1967年7月-1972年7月) - 陸軍中将
  5. 王永澍(1972年7月-1981年12月) - 陸軍中将
  6. 汪敬煦(1981年12月-1985年12月) - 陸軍大将
  7. 宋心濂(1985年12月-1993年7月) - 陸軍大将
  8. 殷宗文(1993年-1999年) - 陸軍大将
  9. 丁渝洲(1999年-2001年) - 陸軍大将
  10. 蔡朝明(2001年-2004年3月) - 最初の台湾籍局長、予備役中将
  11. 薛石民(2004年3月-2007年2月) - 陸軍大将
  12. 許恵祐(2007年2月-2008年6月) - 最初の文民局長
  13. 蔡朝明(2008年6月-2009年) - 再任
  14. 蔡得勝(2009年5月-2014年5月) - 2009年3月-4月の代理局長、予備役中将
  15. 李翔宙(2014年5月-2015年7月) - 陸軍大将
  16. 楊国強(2015年7月-2016年10月) - 予備役中将
  17. 彭勝竹(2016年10月-) - 最初の空軍出身局長、予備役大将
  18. 柯承亨(2019年7月24日-2019年7月25日)
  19. 邱国正(2019年7月26日-2021年2月19日)
  20. 陳明通(2021年2月19日[1]-)

脚注

外部リンク




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