府内組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 07:08 UTC 版)
秘書長:正副総統を除く、総統府の組織のトップ。閣僚クラスの人物が着任している。 副秘書長:2名。秘書長を補佐する。第一局:総統による法律公布や人事、国家機関・軍などとの調整を行う。 第二局:勲章や国璽の管理、公報の発行などを行う。 第三局:式典などの行事や建物・車・収支などの管理業務を担う。 機要室:正副総統の機要事項を担う。機要とは、国内外への祝電、送付文書に関する業務や、その行動スケジュールの記録や調整をさす。 侍衛室:警備を担当。構成員は軍人が占める。 公共事務室:広報や陳情の処理を行う。 人事処 会計処 資政:上級顧問。有給職と無給職がある。2006年6月以降、空席。 国政顧問:有給職と無給職がある。2006年6月以降、空席。 戦略顧問:将軍クラスの軍人の待機ポスト。 しかし、蔣介石は事実上軍事力を背景に君臨し、その彼が総統の職を占めた。そのため、総統府にも軍人のポストが多いばかりか、戒厳令を口実に総統が直接行政決定を下すため、もう一つの官房機構として、国家安全会議と国家安全局が設けられた。民主化後も、総統府と国家安全会議の組織はおおむね維持されている。
※この「府内組織」の解説は、「中華民国総統府」の解説の一部です。
「府内組織」を含む「中華民国総統府」の記事については、「中華民国総統府」の概要を参照ください。
- 府内組織のページへのリンク