図書館としての竹原書院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/20 18:29 UTC 版)
「市立竹原書院図書館」の記事における「図書館としての竹原書院」の解説
1910年(明治43年)10月、竹原町(当時)の有志がこの伝統を受け継ごうと社団法人竹原書院を設立し、竹原書院があった場所で図書館活動を開始した。 1929年(昭和4年)4月には社団法人竹原書院が解散し、蔵書は賀茂郡竹原町に移管された。竹原町は図書館として洋風建築を新築し、町立図書館竹原書院に改称した。設計は地元建築家の豊田勉之。戦前には1926年(大正15年)3月と1934年(昭和9年)2月の2度にわたって文部省から推奨された。 1958年(昭和33年)11月には竹原町と忠海町が合併して竹原市が発足し、市立図書館竹原書院に改称した。1959年(昭和34年)10月には社団法人竹原書院開館50周年記念式典を開催した。1960年(昭和35年)2月には図書館条例を整備し、現在の名称である市立竹原書院図書館に改称した。1971年(昭和46年)の移転後、図書館だった建物はしばらく空き家となっていたが、1980年(昭和55年)には竹原市歴史民俗資料館が開館している。
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