団地を含む言葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 07:04 UTC 版)
団地族 団地族とは、1960年版『国民生活白書』によると「世帯主の年齢が若く、小家族で共稼ぎの世帯もかなりあり、年齢の割には所得水準が高く、一流の大企業や公官庁に勤めるインテリ、サラリーマン」とされている。生活合理化への意識の高さから、パン食・イスに代表される洋式の生活や「三種の神器」(テレビ・電気洗濯機・電気冷蔵庫)に代表される電化製品・耐久消費財が、一般に比べいち早く普及していた。 1958年頃から団地族という名がジャーナリズムでさかんに使われるようになり、世間の羨望を集めた。「ダンチ族」という言葉が初めて使われたのは『週刊朝日』1958年7月20日号の記事「新しき庶民ダンチ族 アパート住まいの暮らしの手帖」で、「ダンチ族は新しい都会の中堅庶民層」としてその生活エピソードを紹介している。 団地妻 有閑マダムの一種。各住戸が鉄扉(玄関ドア)一枚で仕切られるようになり、隣戸間(りんこかん)の相互干渉が減少し、発生したとされる。複数の映画シリーズ、小説が生まれた。 団地造成 団地造成(だんちぞうせい)とは、団地を造成すること。一般に団地造成事業と呼ぶ。1例として豊橋鉄道の住宅団地造成(芦原駅が復活)、入野駅 (広島県)周辺造成住宅団地、泉区 (仙台市)団地造成、桜川 (青森市)団地造成など。不動産業での団地造成宅地販売という言葉もある。工業団地造成を契機に快適な道に改良するため、大規模団地造成等のため地区割を変更するケースも多い。臨海部の工業団地造成の場合埋立を伴うものも多い。 団地萌え 工場萌えなどと同様、団地そのものを趣味(萌え)の対象にすることを呼ぶ。現在、様々な団地の写真を集めた写真集やWebサイトなどが複数作られている。
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