回数券の取り扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 13:58 UTC 版)
回数券については、現在は阪急電鉄とともに磁気カードによる「回数カード」に統一されており、他社線との連絡回数券以外は紙仕様での回数券は発売されていない。利用の際は、自動改札機に回数カードを直接投入することになっているが、同時に複数人で使用する場合は、予め駅の自動券売機で必要枚数分の紙仕様のきっぷに引き換える必要がある。 2007年4月1日より、阪急電鉄と運賃が同額となる区間(2019年10月1日改定時点では190円、270円、280円、320円、380円、400円)の回数カードについては、阪急電鉄でも利用が可能となった。但しそのままでは乗車できず、阪急電鉄の駅にある赤色の自動券売機に回数カードを挿入して、阪急のきっぷに引き換える必要がある。2009年3月20日より新規に出現した270円区間でも、2014年4月1日から旧180円、260円、270円、310円区間の190円、270円、280円、320円区間のほか370円区間でも、2019年10月1日から370円区間に代わって380円区間、新規に400円区間でも同様の取り扱いを開始した。なお、引き換えたきっぷで乗り越しすることも可能である(降車駅の精算機にて精算)。 2018年10月1日より、回数カードを紙の切符に引き換えた場合(阪急電鉄での引き換え含む)、その切符は有効期限が引き換え当日のみとなった。なお、誤って必要枚数以上引き換えた場合は、駅係員に申し出ることで、その切符は引き換え翌日以降も回数カード購入時の有効期限内に限り1回のみ使用することが可能である。 2022年9月30日をもって、身体・知的障害者用特別割引回数乗車券を除き、他社連絡回数券も含めて全ての回数券を発売終了することとなった。代わりに、PiTaPaの従来のサービスに加え、ICOCAでの阪神線内での利用に対してもポイントを付与するサービスを同年9月1日より開始する。また併せて、阪急との間で実施している回数券引き換えサービスも同様に9月30日をもって終了となる。
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