四国新幹線の乗り入れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 17:04 UTC 版)
「紀淡トンネル」の記事における「四国新幹線の乗り入れ」の解説
四国新幹線のルートは、当初、明石海峡大橋を通る計画であったが、明石海峡大橋が道路専用橋として架橋されたため、このトンネルができた場合、四国新幹線を通す計画も提唱されている。 四国の鉄道高速化連絡会(四国新幹線整備促進期成会の前身)などの初期の資料には、紀淡海峡と豊予海峡を渡る四国新幹線のルートと駅位置の案が示されていた。大分市の佐賀関で東九州新幹線に乗り入れ、博多駅・小倉駅・大分駅・宮崎駅・鹿児島中央駅方面へ向かうことができるルートになっている。 新大阪駅 - 天王寺駅 - 泉南駅 - 北和歌山駅 - 紀淡海峡 - 淡路島駅 - 大鳴門橋 - 新鳴門駅 - 新高松駅 - 琴平駅 - 四国中央駅 - 伊予小松駅 - 新松山駅 - 大洲駅 - 新八幡浜駅 - 三崎駅 - 豊予海峡 - 佐賀関駅 2021年6月に和歌山県が公表した試算結果によると、新大阪-大分間の所要時間は途中停車駅を「堺駅」「関西空港駅」「和歌山駅」「淡路島駅」「徳島駅」「高松駅」「松山駅」の7駅と想定した場合、約2時間44分とされ、概算建設費は52,733億円とされた。このルート案では、トンネルではなく、瀬戸大橋のような鉄道・道路併用橋を紀淡海峡に架けることを想定している。
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