浜駅とは? わかりやすく解説

浜駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/22 16:52 UTC 版)

浜駅
ホーム(2006年5月)
はま
HAMA
八木蒔 (1.6 km)
(1.4 km) 玉造町
所在地 茨城県行方市浜272番地
所属事業者 鹿島鉄道
所属路線 鹿島鉄道線
キロ程 14.4 km(石岡起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
67[1]人/日
-1977年〜1979年度-
開業年月日 1926年大正15年)8月15日[2]
廃止年月日 2007年平成19年)4月1日[3]
備考 無人駅
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浜駅(はまえき)は、かつて茨城県行方市にあった鹿島鉄道鹿島鉄道線である。2007年平成19年)4月1日、鹿島鉄道線の廃線にともない廃駅となった。

かつては、鹿島神宮へ向かう自社定期船の発着港に隣接し、乗降客も多かった。

歴史

駅構造

末期は単式ホーム1面1線を有する地上駅であったが、それ以前は島式ホーム1面2線を有する構造であった。ホームは線路の東側(霞ヶ浦の反対側)に設置されており、ホーム上に待合室が設置されていた。1963年昭和38年)より無人駅で、ホーム上にある待合室内には、運賃表や時刻表(漢数字)等の他、駅至近に群落があるアサザの写真などが展示されていた。この待合室は廃止後、行方市玉造甲にある「道の駅たまつくり」に移設されている。

駅周辺

当駅は湖岸に近い駅で、踏切を渡った側に霞ヶ浦が広がる。湖岸付近にはハス田がある。まとまった集落からは外れており、列車が出た後は大変静かである。浜集落は当駅から南へ約700メートルのところにある。

駅舎はないが駅前広場はあり、駅を背にして少し進んだところに国道355号がある。その道を右へ進んだところに鹿島鉄道線撮影の名所である跨線橋がある。駅前には商店やトイレ等の施設は全くなく、民家が数軒あるのみである。ただし跨線橋を渡ったところに小さなイタリア料理店があり、当駅付近で唯一の店となっている。

隣の駅

鹿島鉄道
鹿島鉄道線
八木蒔駅 - 浜駅 - 玉造町駅

脚注

  1. ^ 『私鉄全線全駅』主婦と生活社、1980年。 
  2. ^ a b 地方鉄道運輸開始. 官報 1926年8月20日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  3. ^ a b c d 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、曽根悟 監修、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日、9-11頁。 
  4. ^ 地方鉄道運輸開始. 官報 1928年2月8日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション

関連項目


「浜駅」の例文・使い方・用例・文例

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