嘉数送信所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/18 10:10 UTC 版)
嘉数送信所(かかずそうしんじょ)は、沖縄県豊見城市字嘉数にある、県内の民間放送局である琉球放送(RBC)のテレビ放送とAMラジオ放送、並びに琉球朝日放送(QAB)のテレビ放送の送信所である。
- ^ 当時、支線式を採用していたNHK金沢放送局と北陸放送(MRO)が、ラジオアンテナの上にテレビアンテナを併設する方式だったため、それを真似たものであった。なお、当初那覇市首里崎山町にあった沖縄テレビ放送(OTV)の送信所にテレビ単独で併設の案もあった。
- ^ 現在放送会館は那覇市おもろまち(那覇新都心)に移転し、送信所機能のみ残る。
- ^ 落成は1995年9月16日。当初はRBCのAMラジオ放送(RBCiラジオ)とQABのアナログテレビ放送の兼用送信所として運用開始。
- ^ テレビ・AMラジオ兼用の送信所は全国的に見ても数少なく、同地以外では北海道の北海道放送の旭川(東旭川送信所)、帯広(設置場所は幕別町)、釧路、網走各局。札幌テレビ放送・STVラジオの旭川(東旭川送信所)、名寄、釧路、網走各局、NHK釧路放送局親局(FMも含む)、石川県のNHK金沢放送局親局、北陸放送(MRO)・エフエム石川共同使用の親局、静岡放送の浜松中継局、岡山県のRSK山陽放送の笠岡中継局、愛媛県の南海放送の大洲中継局に存在するのみ。山陽放送の笠岡中継局と南海放送の大洲中継局を除き、地上デジタルテレビジョン放送の電波発射は行われていないため2011年7月24日のアナログテレビ放送終了後はAMラジオ単独の送信所となる。
- ^ 本来月曜未明2:00〜5:00(日曜深夜26:00〜29:00)のみ放送休止をしているRBCiラジオは、鉄塔改良工事期間中の1995年3月(1回のみ)と6月下旬〜8月に限り土曜の24時間放送と土曜・日曜の深夜放送を休止、放送終了を25:00(深夜1:00)に繰り上げた(平日の24時間放送は継続、開始時間は通常通り5:00)。
- ^ また1998年に移転したラジオ沖縄(ROK)の大里放送所も自立鉄塔式である(移転前の送信所も元々沖縄テレビ放送(OTV)の送信所だったため自立式だった)。近年建設された沖縄県内のラジオ送信所が自立式になっているのは、台風銀座であることが大きな要因。
- ^ このような送信所は、北陸放送(MRO)金沢ラジオ送信所・山梨放送(YBS)甲府ラジオ送信所・京都放送(KBS京都)京都ラジオ送信所・ラジオ関西(CRK)神戸送信所・中国放送(RCC)広島ラジオ送信所・ラジオ沖縄(ROK)那覇送信所などがある。
- ^ 実際は沖縄地上デジタル放送研究開発支援センターが放送実験用に使用していたもの。
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「嘉数送信所」の続きの解説一覧
- 1 嘉数送信所とは
- 2 嘉数送信所の概要
- 3 概要
- 4 テレビジョン放送送信設備
- 5 関連項目
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