問御所町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 08:08 UTC 版)
問御所町(といごしょまち)は、TOiGOを中心に広がる町。郵便番号は380-0834。 町の中央部を昭和通りが東西に横切り、西縁を中央通りが南北に通る。周囲は以下の町丁と接する。 権堂町 西後町新田町 上千歳町 問御所町 南千歳町 周辺一体は長野銀座と呼ばれ、昭和30年代頃は丸善銀座屋(のちの ながの丸善、現 ながの東急百貨店)・長野丸光(後の長野そごう)の2つの百貨店と、隣接する新田町にはダイエー長野店(現 もんぜんぷら座)が立地し大いに賑わった。しかし1966年(昭和41年)にながの丸善が長野駅前(南千歳一丁目)に移転し、徐々に衰退。2000年(平成12年)夏には長野そごうが破産・閉店、同年末にダイエー長野店が移転・閉店するに至った。 その後2006年(平成18年)に両百貨店の跡地に再開発ビル「TOiGO」が完成。ダイエー長野店跡も2003年(平成15年)にもんぜんぷら座となり、人の流れが戻りつつある。 町名は、鎌倉時代に町内にあった信濃国国衙(後庁)の守護所「豊御所(とよごしょ)」に由来し、古くは豊御所と表記した。この豊御所の名は、1197年(建久2年)に源頼朝が善光寺参詣の際、この御所で休んだことに起因するという。同様の由来を持つ町に中御所がある。 地区内の人口及び世帯数は、57世帯 107人(平成29年4月1日現在)。
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