和洋折衷菓子・ネオ和菓子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 22:57 UTC 版)
和菓子・洋菓子の両方の要素を取り入れた菓子も珍しくなくなっている。博多通りもん、ざびえるなどは「西洋和菓子」「和洋折衷菓子」を名乗っており、白餡にバターといった原材料が使われている。これら和洋折衷菓子は銘菓、土産菓子とされることも多い。他にはどら焼きにホイップクリーム、ロールケーキに餡こなども稀に見られるようになっており、和菓子、洋菓子の消費スタイルに柔軟性も見られる。 和洋折衷という考え方は明治時代まで遡り「日本百科大辞典」(三省堂,明治43年)にはジャスミン餡最中、レモン最中、チョコレートおこし、などが紹介されている。 近年は和菓子の伝統的な技法に現代的な要素や和菓子に用いなかった洋素材を用いた「ネオ和菓子」という概念も生まれており、SNS映えする見た目の菓子も多いことから若い世代や外国人からも人気を得ている。老舗和菓子店が代替わりに伴って取り組む例が多いが、有名パティシエが新分野として出店するケースも増えている。
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