和歌山県道159号海南吉備線とは? わかりやすく解説

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和歌山県道159号海南吉備線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/08 21:13 UTC 版)

和歌山県道159号海南吉備線(わかやまけんどう159ごう かいなんきびせん)は、和歌山県海南市から同県有田郡有田川町に至る一般県道である。

概要

起点付近を除いて、国道42号熊野古道ならびに阪和自動車道よりも東側を通る。このため、起点の場所こそ熊野古道を連想させるものの、熊野古道との重複はほとんどない。全線にかけて狭隘路が多く、地元住民など歩行者の利用が目立つ。海南市側では狭隘路となっている。

路線データ

  • 実延長:不明(海南市:9.029km 有田川町:8.3km)
  • 起点:和歌山県海南市藤白(藤白南交差点、国道42号との交点)
  • 終点:和歌山県有田郡有田川町小島(小島交差点、国道42号との交点)

路線状況

起点の藤白南交差点から、約50メートルほど旧熊野街道を大阪方面へ進み、狭い道に入って山の麓付近に向かう。車止めのある紀勢本線踏切を過ぎ、藤白神社鈴木屋敷の横を通って熊野古道(小栗街道・上熊野街道)と交わる。阪和自動車道の下をくぐって少し行くと車道が途切れているので、そのすぐ手前で分岐するあぜ道に入る。そこから峠を越え、加茂川沿いの海南市下津町引尾(加茂川沿い)で県道166号興加茂郷停車場線と合流するまでの区間は点線県道区間が大半を占める[1]。峠の北側は路肩崩壊を伴いつつも登山道として機能しているほか、峠より少し南側の区間は基幹農道と重複しているため車が通行できるが、更に南の区間は代替となる生活道路が近辺に並行しているため、獣道と化した区間がある。

そして、少しの間だけ県道166号と重複しながら、川に沿って上った後で分かれ、さらに山を上り百垣内地区を経て、有田川町田角地区に至っている。

その後は川に沿って山を下り、同町田殿において国道480号と合流している。これより先は他の区間とは対照的に道が比較的広い。現道は、国道480号との合流地点から少しだけ重複して有田市方面に向かい、田殿バイパス北詰交差点で国道と分かれた後、阪和自動車道沿いの野田交差点を過ぎた辺りまで、比較的走りやすい2車線道となっている。(旧道は、国道480号と交差するのみで重複せずに直進し、1.5車線になって有田川を渡って二番目の交差点を右折し、南西方向に向かっている。現道との合流地点は、新田殿バイパス南詰交差点付近である。)その後、1.5車線で南下すると、野田南交差点で2車線道の県道22号吉備金屋線(旧道)と交わるが、紛らわしいことに右折ではなく直進である。直進すると1車線の南行き一方通行となり、紀勢本線の高架下をくぐった直後に、県道22号と信号のない交差点で再び接続している。その三叉路の交差点を鋭角に右折し、県道22号と短い重複の後、天満川に沿って川を下っていくと、国道42号と接続する終点である。

重複路線

地理

通過する自治体

接続する道路

脚注

  1. ^ ほとんどの道路地図やカーナビには掲載されていない一方、かつらぎ町にある道の駅紀の川万葉の里に掲示されている周辺地図や、地理院地図には載っている

関連項目





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