和名と俗称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 03:13 UTC 版)
和名はホッキョクグマであるが、俗にシロクマと呼ばれることも多い。日本初のホッキョクグマは、1902年(明治35年)の恩賜上野動物園。この時、上野動物園では、新潟県で捕獲されたアルビノの白いツキノワグマを飼育しており、それを「シロクマ」と呼んでいた。そのため、北極の白いクマのほうには「ホッキョクグマ」という和名を付けたことが名の由来である。 なお、日本にかつて2頭流れ着いた記録があるが、国後島に白いヒグマの個体群が生息することが判明しており(「ヒグマ#分布」を参照)、その記録に関しては、上野で飼育されたようなアルビノの個体、あるいは国後島の白いヒグマであった可能性も指摘されている。 2008年(平成20年)には、2003年(平成15年)生まれで新庄剛志にあやかって「ツヨシ」と名づけられた、雄と思われていたホッキョクグマが、実際は雌であったことがDNA型鑑定により判明して話題を呼んだ。
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