吸血生命体 マリキュラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 22:55 UTC 版)
「ウルトラマンダイナの登場怪獣」の記事における「吸血生命体 マリキュラ」の解説
第24話「湖の吸血鬼」に登場。 束良湖に降り注いだ宇宙線の影響で小生物の遺伝子が狂って突然変異したマリモを青くしたような動物。その正体はヒトデのような姿をしており、全身を丸めてマリモのようなボール状になって移動する。マリモ状態の時は湖周辺の人々から可愛い植物に間違えられるが、実態は生き血を常食とする吸血生物で束良湖周辺の人間に吸血行為を行って殺害した。スーパーGUTSに発見された後、湖から聞こえる謎の歌声に導かれて多数が一箇所に集合して、巨大な姿に怪獣化する。体の中央部にある口でレーザー攻撃を吸収することができ、さらにそこから腐蝕性のガスや火球を発射する。両手先の伸縮自在の触手での電流攻撃でダイナを苦しめるが、体内の毒素貯臓器をスーパーGUTSに破壊されたことで形勢は逆転。最期は自ら吐いた火球をガルネイトボンバーで撃ち返されて倒される。 スーツアクター:三村幸司 設定などは、脚本を担当した川上英幸が「琵琶湖にて球状ではないマリモが発見された」という内容の新聞記事を読んだことがきっかけで発想された。 脚本では、完成作品に存在していた「マリキュラの姿になる前に合体し損ねたと思われる一個体がナカジマの乗る車に轢かれる」と言う件はなかった。 デザインは丸山浩による。初稿の段階でのデザインモチーフはマリモだが、ヒトデの要素を加えている。当初の段階では、口の周囲が捲れあがって爪になるというギミックがあった。
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