名鉄犬山線直通列車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 01:52 UTC 版)
「名古屋市営地下鉄鶴舞線」の記事における「名鉄犬山線直通列車」の解説
鶴舞線が上小田井駅まで延伸してからは毎時4本(犬山行きと岩倉行きが各2本)が運行されていたが、急行が上小田井駅に朝夕のみから全て停車するようになった2001年10月の名鉄のダイヤ改正以降、上小田井駅で犬山線の急行・準急との接続(乗換)を優先して、鶴舞線から犬山線への直通列車を減らし、原則として平日・休日ともに毎時2本ずつの運行としている。ただし、2020年時点のダイヤでは、平日の10時 - 15時台は毎時1本だけ豊田市発岩倉行きが直通する。直通列車の行先は基本的に岩倉行きであるが、平日の朝と夕方(土休日は朝1本のみ)は柏森行き、犬山行きがあり、平日の朝に1本だけ豊田市発の扶桑行き(名古屋市交通局の車両で運用)もある。また、土休日の朝には布袋始発が2本ある。昼間の上りは2020年時点のダイヤでは赤池行きが多いが、夕方になると豊田市行きが多くなる。 名鉄犬山線内は原則普通列車で各駅に停車するが、2005年1月改正時より平日朝に犬山線内で上小田井駅から急行となる列車が岩倉・犬山方面行きに設定されるようになり、2011年3月26日改正時点では犬山行き3本と岩倉行き2本が設定されている。これらの列車はすべて名古屋市交通局所有の車両で運転されている。 名鉄犬山線内で事故が発生した場合など異常時には直通運転が取り止められ、上小田井駅での折返し運転となる。また、台風で名鉄線内が運休となった場合、鶴舞線の上小田井駅 ‐ 庄内緑地公園駅間も運休となり、庄内緑地公園駅 - 赤池駅間の地下区間のみの運転となる。 2004年までは毎年8月10日の日本ライン夏まつり花火大会や大晦日深夜の初詣時に運行される臨時列車については犬山駅発着を延長し、犬山遊園駅まで直通していたことがあった。その後、2008年までは花火大会の臨時列車に限り新鵜沼駅まで運行していたが、犬山駅直通が減少した2009年以降は鶴舞線からの延長運転は行われていない。
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