名前《祥》の読み方
人名用漢字「祥」の主な読み方
人名「祥」の読み方は、しょう、よし、さち、あきら、ひろ、さき、やすし、等。男の子の名前の読み方
男の子の名前「祥」の読み方は、あきら、ひろ、しょう、よし、さち。女の子の名前の読み方
女の子の名前「祥」の読み方は、さち、さき、しょう。漢字に込められた主な意味・イメージ
「祥」は、祭壇を表すしめすへんに羊の頭部の造形をあわせた漢字です。神に羊をお供えして、神様からにお祈りをしている情景を表していると言われています。「祥」は神事にまつわって神様からの恵みを受けるという意味を持つ漢字なので、めでたいことや幸い、吉事のきざし、忌明けなど縁起の良い意味があります。「祥」は、お寺の名前によく使われています。その理由は、お寺には吉祥天と呼ばれ繁栄や幸運を寄せる守護神がいるからと言われています。吉祥天は元バラモン教の神様ですが、後の仏教に入り天女になった神様です。とても美しい神様で、衆生に福徳を与える女神として有名です。「祥」は、縁起の良さや幸運などの印象が強く、我が子に幸福でいてほしいという願いを込めて名付けを行うにはピッタリの漢字です。「祥」は幸福や祝福のイメージが強いため、様々な運をしっかりとキャッチして幸運な人生を歩んで欲しいというシンプルな願いを込める人が多いです。しかし、漢字の意味を深堀りしていくと、幸せな気持ちでいるためには身の周りの環境が平和でなければならないことが想像できます。また、病気など健康上の問題がおきない、心が穏やかで安心できる状況であることも大切です。幸せになって欲しいという意味の他にも健康的な人生を送って欲しい、穏やかな性格で周りの人から愛される子になって欲しいなど名前に様々な願いを込めることができる漢字です。また、繁栄や平和といった意味もあるため、争いごとが起きたり巻き込まれないように周りの調整役となって欲しいなどの意味を含めることもできます。
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