名前《玲》の読み方
人名用漢字「玲」の主な読み方
れい、りょう、あきら、たま、ほまれ、れ男の子の名前の読み方
れい、りょう、あきら、ほまれ女の子の名前の読み方
れい、りょう、あきら、たま、ほまれ漢字に込められた主な意味・イメージ
「玲」は「宝石のような玉が透き通るように美しい様子、宝石のような玉や金属が触れ合って奏でる美しい音」といった意味を表す字です。「玲」の字は、三つの玉を縦のひもで上から下に真っすぐに突き通した象形の「王」と、頭上に戴く冠と、その下にひざまずく人の姿の象形からなる「令」、で構成されています。「王」は「玉」が変化した形であり、すなわち宝石を意味します。「令」の字形は、人がひざまずいて真摯に神意を傾聴する姿であり、「すがすがしく澄む」といった意味を持ちます。
「玲」の字の形やその意味から、高貴で清潔感にあふれ、透明感のある美しいイメージがわき上がります。読み方も「れい」「りょう」「あきら」「ほまれ」など男の子にも女の子にも共通して名付けることができる幅の広さを持っています。「れい」「りょう」には知的でクールなイメージを連想させる響きがあります。「玲」という見た目のクールな印象とは裏腹に「あきら」「ほまれ」と訓読みすれば、そのギャップにも魅力が感じられます。そして何より、どこから見ても少しの曇りがなく透き通っているさまを表す「八面玲瓏」といった四字熟語もあるように、誰に対しても分け隔てなくおおらかな気持ちで接してほしいという願いがこもった漢字であるといえます。
「玲」の持つ宝石のような美しさは、容姿だけでなく心の有りようにも通じています。気持ちに少しの曇りがなく裏表のない誠実な人であってほしい、心にわだかまりがなく常に平常心で、素直な気持ちをもって周りの人を大切にしてほしい、その一方、周囲の誰からも尊重され、大切にしてもらえるような、人に恵まれた人生を歩んでいってほしい、そんな思いを込めて名付ける名前として「玲」はぴったりの漢字といえます。
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