名前《淳》の読み方
人名用漢字「淳」の主な読み方
あき、あつし、きよ、きよし、しゅん、じゅん、すな、すなお、ただし、とし、ぬ、まこと、よし男の子の名前の読み方
あつし、きよし、しゅん、じゅん、すなお、ただし、とし、まこと、よし女の子の名前の読み方
あき、きよ、とし、じゅん、まこと、よし漢字に込められた主な意味・イメージ
「淳」の由来は、「享」で「きょう」や「じゅん」、「しゅん」と読まれる漢字で、先祖が祀られている場所の印象を示しています。部首としてさんずいが含まれていいることで、水が豊富なイメージを連想させます。訓読みでは送り仮名を含めてあつ(い)となり、音が同じ厚いという意味合いがあります。その派生から濃いや豊かという印象も考えられます。そのため人名で使われる時には、人情に厚い、情が深いなど良好な人間関係を期待していることが多い漢字です。同じように厚いという言葉から大きいという意味も考えられ、大物になってもらいたいというイメージも含まれています。男の子の名前として使われる場合には、このように将来にわたって人付き合いで困らず、大成してもらいたいという願いが込められています。もう一つの意味として、ありのままも含まれています。部首がさんずいなので、水を使ったひたすやこす、そそぐ、洗うという意味もあり、きれいさ清潔さを連想させるイメージです。そのためクリーンな印象が強く、女の子の名前として使われる時には、清楚、素直や純粋なイメージを期待されています。自分の思っていること、やりたいことをそのまま実現してもらいたいという願いも込められています。
単一の漢字として利用されるのは男の子の方が多く、「あつし」や「じゅん」、「しゅん」と読まれます。同じ読みで女の子にも使われることもあるので、性別の区別がつきにくい漢字と言えます。女の子の名前の場合は、単一の漢字で使われるよりは他の漢字と組み合わせて使われることが多く、「子」を後ろにつけて「あつこ」や「じゅんこ」とすることや「美」をつけて「あつみ」とすることがあります。うしろに続く言葉を厚いや純粋というイメージで修飾する効果が期待できます。
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