口上書とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > > 書類 > 上書 > 口上書の意味・解説 

こうじょう‐がき〔コウジヤウ‐〕【口上書(き)】

読み方:こうじょうがき

口頭述べることの趣旨次第文章したもの口上

江戸時代裁判などに関する口頭供述筆録したもの。特に武士僧侶神官などの場合限っていった。→口書(くちが)き


こうじょう‐しょ〔コウジヤウ‐〕【口上書】

読み方:こうじょうしょ

外交文書の一。相手に対してある意向伝えるため、口頭述べ代わりに文書にして渡すもの。


口上書

読み方:コウジョウガキ(koujougaki), コウジョウショ(koujousho)

江戸時代以降裁判調書


口上書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 01:25 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

口上書(こうじょうしょ、: note verbale)は、外交文書英語版の一つであり、公式な信書である。

目的

国家間、もしくは国家と国際機関の間で交換(「発出」および「受領」)されるものであり、署名はされない(署名がされる文章は note signée と呼ばれる)。その内容は、簡単な事務連絡や援助・協力などへの謝意表明のほか、外交問題案件に対する事実確認や抗議意志の表明など様々で、外交文書としては頻繁かつ広く用いられている。

フォーマット

口上書はほぼ英語もしくはフランス語で記述され、原本は原則非公開である。 書き出しはほぼ定型であり、

【発出者】 presents its compliments to 【受領者】, and has honour to 【口上書の目的】

との前書きに続き、パラグラフを改めて箇条書きなどで用件を簡潔に記述、最後に日付と発出地名で結ばれる。

日本国外務省が、日本語で口上書を記述する場合(国内での事務の便宜や、一般への公開のため等)も伝統的に、

書簡を以て啓上いたします。【発出者】は【受領者】閣下に対し【口上書の目的】を通報する光栄を有します。
(本文)
【発出者】は以上を申し進めるに際し、ここに重ねて閣下に向かつて敬意を表します。 — 吉田・アチソン交換公文等に関する交換公文 政策研究大学院大学データベース「世界と日本」

と直訳風に記述される。

脚注

外部リンク



「口上書」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



口上書と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「口上書」の関連用語

口上書のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



口上書のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2025実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの口上書 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS