受信機信号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/22 16:30 UTC 版)
「Media-independent interface」の記事における「受信機信号」の解説
信号名説明方向RX_CLK 受信クロック PHY→MAC RXD0 受信データビット0(最初に受信) PHY→MAC RXD1 受信データビット1 PHY→MAC RXD2 受信データビット2 PHY→MAC RXD3 受信データビット3 PHY→MAC RX_DV 受信データ有効 PHY→MAC RX_ER 受信エラー PHY→MAC CRS キャリアセンス PHY→MAC COL 衝突検知 PHY→MAC 最初の7つの受信機の信号は、送信機の信号と全く類似している。ただし、RX_ERはオプションではなく、受信信号が有効データに復号できなかったことを示すために使用される。受信クロックは、フレーム受信中に入力信号から復元される。クロックを復元できないとき(つまり、媒体に信号が流れていないとき)、PHYは代替として自走クロックを提示する必要がある。 受信データ有効信号(RX_DV)は、フレームの開始時にすぐにハイになる必要はないが、受信データにフレーム開始識別子バイトが含まれるようにする必要がある。プリアンブルのいくつかのニブルは失われる可能性がある。 送信と同様に、フレーム外でRX_ERを上げることは特別なシグナリングに使用される。受信に関しては、リンクパートナーがEEE低電力モードにあることを示す0b0001と、「偽のキャリア」表示のための0b1110の2つのデータ値が定義されている。 CRS信号とCOL信号は受信クロックとは非同期であり、半二重モードでのみ意味がありる。送信中、受信中、またはメディアが使用中であると検出された場合は、キャリアセンスがハイになる。衝突が検出されると、衝突が続いている間COLもハイになる。 それに加えて、MACはCOL信号を弱くプルアップし、COLハイとCRSローとの組み合わせ(PHYは決して生成しない)をPHYの不在/切断の表示として使用する。
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