受信機における水平解像度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/20 15:25 UTC 版)
「水平解像度」の記事における「受信機における水平解像度」の解説
1980年代頃より、高画質を謳い文句に、水平解像度をアピールしたテレビ・モニター製品が数多く登場する。これらは概ね水平解像度500本を越え、中には600本、700本を謳う機器も存在した。これらは明らかにNTSC方式の上限である336本を越えていたが、そのスペックの余裕が高画質を保証するとして、盛んに宣伝された。もっともブラウン管方式のテレビの場合は、画面中央部から周辺部まで均一な解像度を確保できる訳ではなく、画面周辺部は概ね中央部より解像度が低くなる。オーバースペックとも言える水平解像度表記は、画面全体において必要な解像度を確保するための必然でもあった。なお液晶方式のディスプレイ装置であれば、中央部と周辺部の解像度の差はほとんど存在しないため、ブラウン管方式のディスプレイ装置よりも水平解像度の値が低くとも、同等以上の画質を確保できていると宣伝された。
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