取り木とは? わかりやすく解説

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とり‐き【取(り)木】

読み方:とりき

新株を得る方法の一。などに傷をつけ、たわめて土中埋める(伏せ法)か、樹皮一部をはぎとってミズゴケ巻きつける高取り法)かしておき、根が出たあとで親株から切り離して苗木にする。ゴムノキ・シュロチクなどに応用される圧条(あつじょう)。取り。《 春》

取り木の画像

とりき【取り木】

繁殖方法のひとつ。幹を削り木質部からの発根待って根の下部切断上の部分植え込んで使う。大変重要なテクニックで、改作にも活用でき、特に小品盆栽では取り木で作られ名品多く見られる樹種により適期は違うが、均等な根張り得られるところと、模様幹肌良い部分だけを選択できるというのが最大魅力である。

取り木

植物の増やし方のひとつ。幹や樹皮細く剥ぎ、そこを湿った水ゴケなどで覆って、根を出させてから、元の木から切り離す一部土中埋めて発根させる方法もある。

取り木

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 09:09 UTC 版)

取り木(とりき、英語: layering, marcotting)とは、植物の人工的繁殖方法の一種。立木の幼枝や若枝の一部から発根させ、または根から発芽させたものを切り取って新たな株を得る方法である[1]


注釈

  1. ^ 南半球ではリンゴの原生種は知られておらず、16世紀以降にスペイン人宣教師が持ち込んだものとみられている[1]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k 境博成; 君島利治 (2017年3月30日). "古代ギリシャ、ローマおよび中国における果樹の挿木、取木、接木の実施とそれらの発祥に関する考察" (PDF). 北海道教育大学釧路校ESD推進センター. 2021年9月1日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2021年9月1日閲覧
  2. ^ 緑の相談Q&A”. 栃木県営都市公園. 2021年9月2日閲覧。


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