参院選の結果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 20:55 UTC 版)
第22回参院選では選挙区・比例区ともに議席を獲得できず、政党要件である得票率2.0%にも到達できなかった。またたちあがれ日本の推薦候補も全員が供託金没収のうえ落選。目標の一つであった民主党政権の過半数割れは結果的に達成したものの、党としては惨敗を喫した。議席を獲得できなかったため、たちあがれ日本との統一会派結成案は立ち消えとなった。 選挙区では東京都選挙区から出馬した山田宏党首が200,692票(得票率3.3%)を獲得して供託金没収点を上回ったものの、残る3名は全員供託金を没収された。比例区でも493,620票(得票率0.8%)の獲得に留まり、1議席の獲得に627,748票不足した。 都道府県別の比例区得票率を見ると、比例区から出馬した齋藤弘政策委員長が知事を務めた山形県では得票率6.0%で公明党に次ぐ第5位と善戦したものの、多数の党幹部・支援者が地盤とする大票田の東京都・千葉県・神奈川県・大阪府はいずれも得票率1%台と低迷。その他の42道府県はすべて得票率0%台で、うち福井・岐阜・三重・和歌山・鳥取・島根・徳島・高知・佐賀・大分・沖縄の11県では女性党・幸福実現党の得票をも下回り、名簿届出政党中最下位の結果に終わっている。 この選挙で同党が没収された供託金は総額で4500万円に上った。さらに比例区での得票率が1.0%を割り込んだため、選挙中の新聞広告について実費負担を強いられることになった。
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