原綿置き場・ミシン糸配送センター部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 21:33 UTC 版)
「東洋紡績富田工場」の記事における「原綿置き場・ミシン糸配送センター部」の解説
構造-鉄角柱。 屋根-フラット・ルーフ(平面陸屋根密閉式)東洋紡績申請特許(実用新案)。 外部仕上げ-モルタル塗り。 窓-(木製サッシ・ガラス二重窓)。 天井-吹抜き。 床-板張り。 第1織布工場(昭和7年度建築) 1932年(昭和7年)6月に織布第1工場を建設して綿布を生産した。1934年(昭和9年)3月にはトリコット機及びプレンコット機1台を設置して、レースやメリヤスの生産を開始した。 第2織布工場(昭和10年度建築) 第2織布工場でイギリス製のダブルトリコット機械を設置した。 第3織布工場(昭和12年度建築) 織布第3工場が増設されて、織機2245台を保有する東洋紡績愛知工場に次ぐ織布工場となった。 以下の施設がある。 ミシン糸配送センター(SRC造・防火ボード打上) 旧のり付け室 旧経通室 原綿置き場 旧仕上げ室 旧仕上げ構造室 旧ビーム置き場(昭和11年9月)に建設された。 ミシン糸工場(旧S工場)には以下の施設がある。 C染色室 巻加工室 染色室 包装室 糊炊室 SPW室 染色室 撚糸室 包装室 合糸室(昭和8年度に建設された建物である)面積は411710m2。 ギヤー室(木造・セメント) 旧1S・2S間通路 ミシン糸工場は1916年(大正5年)6月に着工された織布工場の建物が起源である。
※この「原綿置き場・ミシン糸配送センター部」の解説は、「東洋紡績富田工場」の解説の一部です。
「原綿置き場・ミシン糸配送センター部」を含む「東洋紡績富田工場」の記事については、「東洋紡績富田工場」の概要を参照ください。
- 原綿置き場ミシン糸配送センター部のページへのリンク