南氷川橋とは? わかりやすく解説

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南氷川橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/03 13:21 UTC 版)

南氷川橋
基本情報
日本
所在地 東京都西多摩郡奥多摩町
交差物件 多摩川
用途 道路橋
路線名 国道411号青梅街道
管理者 東京都西多摩建設事務所
施工者 日本鋼管
竣工 1969年昭和44年)
座標 北緯35度48分17.9秒 東経139度5分36.4秒 / 北緯35.804972度 東経139.093444度 / 35.804972; 139.093444 (南氷川橋)
構造諸元
形式 ラーメン橋
材料
全長 99.800 m
11.300 m
最大支間長 42.000 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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国道411号標識

南氷川橋(みなみひかわばし)は、東京都西多摩郡奥多摩町多摩川に架かる国道411号青梅街道)の橋長99.8 m(メートル)のラーメン橋

概要

[1][2]

歴史

南氷川橋は東京府によって東京府道3号甲府青梅線として総工費21534円を費やして1933年昭和8年)5月15日に開通した。この橋は上路2ヒンジブレースドスパンドレルアーチ橋であり、竣工時鋼ブレースドスパンドレル橋として和賀仙人大橋、吉野橋に次いで日本国内第3位であった[3][4]

1969年(昭和44年)に鋼方丈ラーメン橋に架け替えられた[5]1996年平成8年)から1997年(平成9年)にかけ、鉄筋コンクリート床版を鋼床版に取替、B活荷重への対応、歩道の拡幅などの補強・改造が実施された[2]

旧橋の諸元

[6][3]

周辺

脚注

注釈

  1. ^ 1996年から1997年かけ補強後。補強前は1等橋 (TL-20)
  2. ^ 1996年から1997年かけ拡幅後。拡幅前は10.2000 m
  3. ^ 1996年から1997年かけ拡幅後。拡幅前は9.500 m
  4. ^ 1996年から1997年かけ拡幅後。拡幅前は両側1.000 m
  5. ^ 1996年から1997年かけ補強後。補強前は鉄筋コンクリート床版
  6. ^ 補強前
  7. ^ 現・JFEエンジニアリング

出典

  1. ^ 鐵骨橋梁年鑑 昭和44年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. pp. 146, 147. 2021年8月21日閲覧。
  2. ^ a b 小野広治、武本博、田中守人「南氷川橋(東京都)の工事報告」(PDF)『高田機工技報』、高田機工、86‐89、2021年9月5日閲覧 
  3. ^ a b 南氷川橋1933-5-15”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2021年8月21日閲覧。
  4. ^ 紅林章央, 前田研一 & 伊東孝 2006.
  5. ^ 南氷川橋1969”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2021年8月21日閲覧。
  6. ^ 内務省土木試験所『本邦道路橋輯覧』 第四輯、シビル社、1939年7月5日、70頁。doi:10.11501/1186302 

参考文献

外部リンク




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