十七条憲法板木
主名称: | 十七条憲法板木 |
指定番号: | 21 |
枝番: | 0 |
指定年月日: | 1982.06.05(昭和57.06.05) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 歴史資料 |
ト書: | 弘安八年三月日開版施入刻記 |
員数: | 1枚 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 弘安8年 |
検索年代: | |
解説文: | 十七条憲法は、推古十二年(六〇四)四月、聖徳太子が自ら制作したと伝え、わが国最古の法典として『弘仁格式序』にもその名がみえ、後世の諸制法に多大な影響を及ぼした。 この十七条憲法板木は、桜材横長の平板で、両面彫り、本文は各面三十行で左右欄外には(右端)「入道大納言家 奉施入 十七條憲法 右文者依為本願聖霊御作」、(左端)「有祈念事開模所施入如件 弘安八年三月日」の開版施入記が陰刻されており、これによって弘安八年(一二八五)三月に法隆寺に開版施入されたことが判明する。 『日本書紀』(推古天皇紀)に伝えられた十七条憲法が、聖徳太子信仰の高揚と共に尊重されて行く姿を伝えた最古の板木として、わが国文化史上に価値が高い。 |
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