北軍勝利の要因
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/26 23:28 UTC 版)
「ハニースプリングスの戦い」の記事における「北軍勝利の要因」の解説
北軍はその黒人とインディアンの部隊を含め、その武装で質量ともに絶対的優位にあった。北軍の大砲は1857年の12ポンド・ナポレオン榴弾砲10門、6ポンド榴弾砲2門を所持していた他に多くのスプリングフィールド・ライフル銃を持っていた。勿論北軍は十分な量の砲弾、破裂弾、弾筒を持っていた。 南軍は武装がお粗末であり、典型的なのは時代遅れの滑腔マスケット銃や火打ち石式散弾銃だった。これらのための弾薬は主に安いメキシコの火薬で作られており、雨が降るとその信頼性が著しく落ちた。 南軍のお粗末な装備に夕立が加わってその火薬を使えなくし、南軍敗北の大きな要因になったが、その目撃者の中でもクリーク族インディアンの酋長ジョージ・ワシントン・グレイソンは、クーパーのまずい指揮が敗北の原因だと指摘し、南軍兵の半分は戦闘に参加してすらいなかったとも論じていた。
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