北軍の防衛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/31 03:21 UTC 版)
北軍はジョン・J・ペック少将がサフォーク守備隊を指揮しており、その部隊はジョン・アダムズ・ディクス少将のバージニア方面軍に属していた。その守備隊はマイケル・コーコラン准将の第7軍団の1個師団で構成されていた。ロングストリート軍が近づいてくると、ジョージ・W・ゲティ指揮下の第9軍団から1個師団、ワシントンD.C.守備軍からさらに1個師団が貸し出された。海軍代将サミュエル・P・リーも海からの支援のために北大西洋封鎖戦隊から2個船隊を貸した。ペックはサフォークの防衛線を市を取り巻く大まかな円形にした。南西部の前線はロバート・サンフォード・フォスター大佐、南東部の前線はチャールズ・C・ドッジ准将、北西部の前線はヘンリー・ドワイト・テリー准将、北東部の前線はアーサー・H・ダットン大佐の指揮とした。コーコランが南部の前線を監督し、ゲティが北側の前線を監督した。川の防御は海軍に任せた。ペックは、東側の側面がグレート・ディズマル湿地で守られ、西側の側面がナンスモンド川に守られるという、自然の地形を生かした要害にしていた。海軍の2個船隊は、ロスウェル・ラムソンとウィリアム・B・クッシング両大尉が指揮していた。
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