北海道ファミリーマートとは? わかりやすく解説

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北海道ファミリーマート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/30 08:16 UTC 版)

株式会社北海道ファミリーマート
Hokkaido FamilyMart Co.,Ltd
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 北海道ファミマ
本社所在地 日本
060-0001
北海道札幌市中央区北1条西13丁目4番地 タケダ札幌ビル5階
設立 2015年7月1日
業種 小売業
法人番号 2430001069452
事業内容 コンビニエンスストア事業
代表者 鈴木鉄夫(代表取締役社長
資本金 125百万円
主要株主 株式会社ファミリーマート 100%
特記事項:2006年に旧・北海道ファミリーマート設立
本データは2015年に設立された2代目のもの
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株式会社北海道ファミリーマート(ほっかいどうファミリーマート)は、かつて存在したファミリーマートの北海道地域運営会社。2016年3月1日にファミリーマートへ会社分割の形で事業譲渡した。

概要

丸ヨ西尾(現セイコーフレッシュフーズ)は、ファミリーマートの筆頭株主である伊藤忠商事と従前から資本関係にあり、北海道に進出していなかったファミリーマートとはDVD仕入れや歳暮商品取り扱いなどで提携関係にあった。それゆえ、道内でコンビニチェーン店舗数シェア第1位(2006年(平成18年)9月時点)[1]を有するセイコーマートとの兼ね合いから、ファミリーマートの道内進出は最後まで手付かずであった。

2006年、ファミリーマートの全国出店構想に基づき、丸ヨ西尾が51%出資し主導権を握る[2]合弁によって北海道ファミリーマート(初代)を設立。道内におけるエリアフランチャイズが実現した。会社設立から半年後の同年7月に、第1号店として「ファミリーマート札幌本町1条店」を札幌市東区にオープン。これをもって、ファミリーマートは、1997年ローソンに次ぐ2番目の全都道府県出店を達成した。当初、3年以内に札幌圏を中心に50店の出店を予定していた。しかし2015年3月26日、ファミリーマートはセイコーフレッシュフーズとの間で、北海道ファミリーマートにかかわる合弁契約を解消したと発表。全75店舗のうち27店舗をセイコーマートへ譲渡し[3][2]、同社店舗に転換された[4]。7月1日には新設分割で北海道ファミリーマート(2代目)が設立された[5]。2代目となる北海道ファミリーマートはファミリーマートの完全子会社であった。

2016年3月1日、北海道ファミリーマートは親会社のファミリーマートを継承会社とした会社分割により、北海道ファミリーマートのコンビニエンスストア事業を事業譲渡した[6][7][8]。これにより、ファミリーマートは北海道ディストリクト(北海道における事業部署)を新設した[9]

沿革

  • 2006年
    • 2月6日 会社設立、当時の事務所は北海道札幌市白石区流通センター7丁目。
    • 7月7日 北海道ファミリーマート1号店の札幌本町1条店(札幌市)開店[10]
  • 2010年
  • 2011年
    • 11月25日 50店舗目となる札幌北16条店開店。
  • 2013年
  • 2015年
    • 3月26日 ファミリーマートとセイコーフレッシュフーズによる北海道ファミリーマートにかかわる合弁契約を解消。
    • 7月1日 会社新旧分割(新設分割)を実施[5]。2代目となる北海道ファミリーマートが設立。
  • 2016年
    • 3月1日 ファミリーマートが北海道ファミリーマートのコンビニエンスストア事業を承継[6]

店舗ギャラリー

店舗サービス

商品や決済など対応サービスはファミリーマートを参照。一部、北海道オリジナル商品が発売される。

出典

  1. ^ 好調コンビニ業界に起きる変化。ローソン、am/pm買収で変わる勢力図[リンク切れ] 日経トレンディネット 2009年5月12日
  2. ^ a b ファミマ、地域運営会社を完全子会社化 単独で道内店舗網拡大”. 日本経済新聞 (2015年3月26日). 2016年1月28日閲覧。
  3. ^ ファミマと合弁解消 セイコーマート子会社 27店がセイコーマート店舗に[リンク切れ](2015年3月27日 北海道新聞)
  4. ^ 「ファミマ」から「セコマ」へ転換 札幌・江別・函館の27店舗が順次オープン”. リアルエコノミー (2015年5月3日). 2016年1月28日閲覧。
  5. ^ a b 会社案内:沿革”. 北海道ファミリーマート. 2015年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月15日閲覧。
  6. ^ a b ファミリーマート、北海道ファミリーマートのコンビニエンスストア事業を承継”. M&A Times (2016年1月28日). 2016年1月30日閲覧。
  7. ^ 『株式会社北海道ファミリーマート(完全子会社)との会社分割(簡易吸収分割)に関するお知らせ』(プレスリリース)株式会社ファミリーマート、2016年1月27日https://www.family.co.jp/company/news_releases/2016/20160127_02.html2016年1月30日閲覧 
  8. ^ 「ファミリーマート」北海道を“仕切り直し””. リアルエコノミー (2016年2月1日). 2016年2月8日閲覧。
  9. ^ 『組織・人事のお知らせ』(プレスリリース)株式会社ファミリーマート、2016年2月18日http://www.family.co.jp/company/news_releases/2016/20160218_01.html2017年2月12日閲覧 
  10. ^ ファミリーマート道内1号店、苗穂本町にオープン”. 北海道経済産業新聞 (2006年7月7日). 2011年8月13日閲覧。

外部リンク


北海道ファミリーマート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 09:21 UTC 版)

セイコーマート」の記事における「北海道ファミリーマート」の解説

ファミリーマート筆頭株主である伊藤忠商事と、セイコーマートの子会社である食品酒類卸のセイコーフレッシュフーズとは従前より資本関係があり、道内店舗を持たなかったファミリーマートとはDVD仕入れ歳暮商品取り扱いなどで提携関係にあった2006年平成18年)、ファミリーマート丸ヨ西尾合弁でエリアフランチャイズの北海道ファミリーマートを設立し同年7月第1号店を札幌市開店北海道へ進出することとなった今後セイコーマート既存店舗網流通網と、ファミリーマート全国ブランド力生かし、すでにコンビニ過密態と言われる北海道で両チェーンとの共存共栄はかっていくこととなる。 しかし2015年3月26日ファミリーマートは北海道ファミリーマートの共同出資の1社であるセイコーフレッシュフーズとの合弁契約解消する発表、全75店舗27店舗セイコーマート譲渡することになった

※この「北海道ファミリーマート」の解説は、「セイコーマート」の解説の一部です。
「北海道ファミリーマート」を含む「セイコーマート」の記事については、「セイコーマート」の概要を参照ください。

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