北彩【キタアヤ】(観賞樹)
登録番号 | 第13279号 | |
登録年月日 | 2005年 6月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | 北彩 よみ:キタアヤ | |
品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 北海道 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市中央区北三条西6丁目 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 梶勝次、佐藤孝夫、八坂通泰、小久保亮、山口陽子、滝谷美香 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Rosa rubrifoliaにハマナスを交配して育成されたものであり、花序のタイプは円錐花序、花は明赤紫色で黄白色の目が入り丸弁、平咲、弱香のやや小輪となる花壇向きの品種である。樹形は横張性、株立は中、樹高は高である。とげの形はつり針形、長さはやや短、基部の幅は狭、色は紅紫、数は極多である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅はやや狭である。新葉の色は緑褐、光沢は弱、本葉の色は緑、光沢は弱、厚さは薄、硬さは軟である。花序のタイプは円錐花序、蕾の形は尖長形である。花形は平咲、花径はやや小、高さはやや低、花弁表面の色は明赤紫(JHS カラーチャート9506)で黄白(同2701)の目が入り、裏面の色は鮮紫ピンク(同9505)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さは薄、硬さは軟、数は5~9、一茎の花数は6~10、花の香りは弱である。枝の長さは短、太さは中、新しょう及び開花枝の色は紅紫、開花習性は一季咲、開花時期は中である。ハマナスと比較して、花弁表面の色が明赤紫で黄白の目が入ること、開花枝の色が紅紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に北海道立林業試験場(美唄市)において、R.rubrifoliaにハマナスを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- >> 「北彩」を含む用語の索引
- 北彩のページへのリンク