動物の平均的な握力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/15 00:22 UTC 版)
ヒト--成人男性50kgw>成人女性30kgw ニホンザル--推定30kgw[要出典] チンパンジー、オランウータン--推定200kgw[要出典] ゴリラ--推定400kgw~500kgw[要出典] その他、物をつかむ動作のできない動物--0kgw 一応、動物との比較にあたって、物をつかむという動作ができない動物は握力はないものとなる。そのため、昆虫やカタツムリ等の四肢の発達が不完全なものや、イヌやネコ、ウマ、トラなど四肢が物をつかむのに適さない形状に進化した動物は、必然的に握力が0kgwとなる。ヒトと比較すると、他の類人猿は手の骨に太い筋と腱が通っており、ヒトの発達した前腕よりもチンパンジーの細い腕の方がはるかに力があるのはそのためである。ニホンザルの握力は一見弱そうだが、ニホンザルの体重は10kg強なので、体重比で見ると握力が極めて強い方である。だが、具体的な測定がされているわけではなく、実際のところ詳細は不明であると言わざるを得ない。また、足の指でも材木や食べ物などの小物をつかんだり、木の幹をピンチグリップで握ることもできる。 ゴリラに関しても諸説が色々あり、握力は正確には不明。150kg前後の巨体でありながら、片手二本指で平気に木にぶら下がれる[要出典]ことを考慮すると、かなりの握力があると思われる。しかし、これらはすべて憶測に過ぎず、正確な生物学的研究が行われているわけではない。
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