初回ミッションとは? わかりやすく解説

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初回ミッション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/09/15 09:22 UTC 版)

i-Ball」の記事における「初回ミッション」の解説

i-Ball2012年7月21日打ち上げられH-IIB搭載され宇宙ステーション補給機HTV 愛称こうのとり3号機搭載され国際宇宙ステーションISS)に輸送された。 2012年9月12日、「こうのとり3号機が、国際宇宙ステーションISS)を離脱する直前星出彰彦宇宙飛行士によりi-Ball起動され加速度監視態となる。2012年9月14日14時27分、i-Ballは「こうのとり3号機大気圏再突入のためのマヌーバ発生する減速加速度検知し、これにより主電源投入して内蔵コンピュータ起動時速28,000kmを超える速度大気圏再突入するこうのとり3号機機体内部から「こうのとり」が破壊されていく様子画像収めたその後空力加熱による「こうのとり3号機破壊ともなってこうのとり」の機体から様々な搭載品や部品と共に自然放出されたi-Ball単独飛行開始破壊されていく「こうのとり3号機画像をこんどは「こうのとり3号機機体外部から撮影した単独飛行続けi-Ballは、やがて大気により最大減速達したところで球状ヒートシールド切り離し準備、このときの機体表面温度2000超える。さらに単独飛行続けi-Ball地上高6,000m付近に達したことを加速度検知して、球状ヒートシールド分離機構駆動して脱ぎ捨てて、フローテーションバッグという浮き袋包まれ通信機および内蔵コンピュータ等の電子機器のみとなる。フローテーションバッグと結合されたたパラシュート予定通り展開、これにより急減速したi-Ballゆっくりと降下始め2012年9月14日15時03分頃、西経129.017度、南緯51.867度の南太平洋着水した。 なお球状ヒートシールドは、脱ぎ捨てる際にパラシュートとフローテーションバッグを引き出すためのドローグシュートとして利用している。またフローテーションバッグは着水同時に海水との反応膨らみ浮遊する仕組みとなっている。 i-Ballは、写真の他にも内蔵コンピュータ起動後、自己の減速加速度角速度機体温度と、かなり高い高度からGPSによる自己位置計測しており、南太平洋着水後フローテーションバッグで浮遊しながら通信衛星使用し写真含めたこれらのデータすべてを日本北海道大樹町へと送信した

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初回ミッション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/03 18:22 UTC 版)

I-Ball」の記事における「初回ミッション」の解説

i-Ball2012年7月21日H-IIBによって打ち上げられ宇宙ステーション補給機こうのとり3号機HTV-3)に搭載され国際宇宙ステーションISS)に輸送された。 2012年9月12日HTV-3が、ISS離脱する直前星出彰彦宇宙飛行士によりi-Ball起動され加速度監視態となる。2012年9月14日14時27分、i-BallHTV-3大気圏再突入のためのマヌーバ発生する減速加速度検知し、これにより主電源投入して内蔵コンピュータ起動したi-Ball時速28,000kmを超える速度大気圏再突入するHTV-3機体内部から、HTV-3破壊されていく様子画像収めたその後空力加熱によるHTV-3破壊ともなってHTV-3から様々な搭載品や部品と共に自然放出されたi-Ball単独飛行開始し破壊されていくHTV-3を、今度機体外部から撮影した単独飛行続けi-Ballは、やがて大気により最大減速達したところで球状ヒートシールド切り離し準備、このときの機体表面温度2000超える。さらに単独飛行続けi-Ball地上高6,000m付近に達したことを加速度検知して、球状ヒートシールド分離機構によって切り離し、フローテーションバッグと呼ばれる浮き袋包まれ通信機および内蔵コンピュータ等の電子機器のみとなる。フローテーションバッグと結合されパラシュート予定通り展開され、これにより急減速したi-Ballゆっくりと降下始め2012年9月14日15時03分頃、西経129.017度、南緯51.867度の南太平洋着水した。 なお球状ヒートシールドは、切り離す際にパラシュートとフローテーションバッグを引き出すためのドローグシュートとして利用している。またフローテーションバッグは着水同時に海水との反応膨らみ浮遊する仕組みとなっている。 i-Ballは、写真の他にも内蔵コンピュータ起動後、自己の減速加速度角速度機体温度と、かなり高い高度からGPSによる自己位置計測しており、南太平洋着水後フローテーションバッグで浮遊しながら通信衛星使用し写真含めたこれらのデータすべてを日本北海道大樹町へと送信した

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「初回ミッション」を含む「I-Ball」の記事については、「I-Ball」の概要を参照ください。

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