初代ガヤルド(2003年~2008年、前期モデル)
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「ランボルギーニ・ガヤルド」の記事における「初代ガヤルド(2003年~2008年、前期モデル)」の解説
ベースグレードモデル。ガヤルドの第1世代は、7500rpmで500 PSの出力、510N⋅m(376lb⋅ft))4500RPMでのトルクを生成する4,961 cc90度V10エンジンで駆動された。ガヤルドには2つのトランスミッションの選択肢があり、従来のHパターン6速マニュアルトランスミッションとランボルギーニが「Eギア」と呼んだ6速電気油圧作動式シングルクラッチ自動マニュアルトランスミッションであり、「Eギア」トランスミッションは、ステアリングホイールの後ろのパドルを上下にシフトし手動シフトよりも迅速にギアチェンジでき、ギアシフトレバーの代わりにあるギアセレクターを自動モードに変更することもできる。 2005クーペアップデート 2006年モデル(2005年後半に発売)では、ランボルギーニは、自動車評論家や顧客から寄せられた要望に応え多くの変更を導入した。エキゾーストシステムをよりスポーティなものに変更し(市街地走行時の静粛性を高めるフラップを含む)、サスペンションを見直し、新しいステアリングラックを装着し、エンジン出力を20PS増の最大520PS。そして最大の変化は、1速から5速のギア比を低下した。これらの変更により、車はオリジナルよりもはるかに優れたパフォーマンスを発揮し、限定版の下記ガヤルドSEにも反映された。ガヤルド SE 2005年に発表されたツートン・カラーに塗装されたスペシャル・エディション。250台限定で生産された。ノーマルのガヤルドより1〜5速のギア比が低められた。専用の5本スポークホイール「Callisto」を装着。ベースのボディカラーは4色(白、イエロー、オレンジ、グリーン)で、ルーフやエンジンボンネット、前後スポイラーとサイドミラーが黒に塗装された。ガヤルド・ネラ 2006年9月、パーソナライゼーション・プログラムとして専用色の黒に塗装された185台が限定生産された。
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