再生産機(レプリカ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 05:50 UTC 版)
「メッサーシュミット Me262」の記事における「再生産機(レプリカ)」の解説
アメリカのMe 262 Projectという会社が飛行可能なレプリカを製造しており、レプリカにはメッサーシュミット社(EADS社)の承認によりA-1c (単座型)と B-1c(複座型)という型式番号が割り当てられている。それぞれA-1aとB-1aの再生産機であるが、オリジナルのJumo004エンジンに代えてゼネラル・エレクトリック社のCJ610エンジン(J85エンジンの民間機向け版)が採用されており、また現代の航空法に合わせて安全装置の追加や脚の強化なども行われている。
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再生産機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 01:32 UTC 版)
「フォッケウルフ Fw190」の記事における「再生産機」の解説
ドイツのフルーク・ヴェアーク社(Flug Werk)が、現存する設計図や金型などを用いた再生産機の製造を1997年から手掛けており、20機を製造した。13機のA-8型と2機のD-9型が現在完成している。再生産機の機体の大部分は新規製造部品から成るが、機体の一部には第二次大戦当時に製造されたオリジナルの未使用部品も用いられている。オリジナル機で用いられていたエンジン(A-8型のBMW 801、D-9型のユモ 213A)は現在では入手困難となっているため、再生産機のエンジンとしてA-8型にはASh-82エンジンやR-2800エンジンが、D-9型にはV-1710エンジンが、それぞれ使用されている。 詳細は「en:List of surviving Focke-Wulf Fw 190s#Modern reproductions」を参照 型名 番号機体写真 国名所有者公開状況状態備考Fw 190A-8/N 990000WkNr.170393 ドイツ ニーダーザクセン州 ハノーファー・ラアツェン航空博物館 公開 静態展示 Fw 190A-8/N 990001 ニュージーランド マールボロ地方 消防士・戦車コレクション(Chariots of Fire Fighter Collection) 公開 飛行可能 ASh-82を搭載している。2015年に不時着したが、修復された。 Fw 190A-8/N 990002 アメリカ オレゴン州 エリクソン航空機コレクション 公開 飛行可能 Fw 190D-9/N 990003WkNr.210079 アメリカ ヴァージニア州 軍事航空博物館 公開 静態展示 Fw 190A-8/N 990005 アメリカ ヴァージニア州 軍事航空博物館 公開 飛行可能 ASh-82を搭載している。 Fw 190A-8/N 990010WkNr.980574 アメリカ カリフォルニア州 プレインズ・オヴ・フェイム航空博物館 公開 飛行可能 R-2800-54を搭載している。オスカー・ボッシュ(Oskar Bosch)の乗機の塗装がされている。
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