共通エピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 08:48 UTC 版)
2人が初めて会ったのは高校1年生の時。同じクラスで、隣の席同士だった。桑原から多田に「名前何なん?」と話しかけられたところから始まった。多田が「まさとってどんな字?」と聞くと、ノートが机の上にあるにも関わらずペンを持って空に「雅人」と書き、「いや、ノートに書けよ!」と多田がツッコんだ。 桑原が多田をNSCに誘った。誘った理由は「ええやつやから」。多田が桑原についていった理由は「文化祭で一緒に漫才やってたってこともあったし、全然勉強していなくて、大学もいいところ行けないし、専門学校行っても何もしたいこともないし、面白そうやなと思って行ってみるかってなりました」。 初舞台の直前に多田がバイク事故を起こし足の小指にひびが入ってしまい、松葉杖を使わざるを得なくなった。舞台に出ないという選択肢はなく、松葉杖をついてステージに上がった。「初舞台で緊張していて。隣の多田のことを一切いじれなくて、何事もなかったかのように漫才しまして、めっちゃすべって帰りました」と桑原は苦い経験を振り返っている。猛省した多田は1か月後、「もうギブスも松葉杖も取る!」と宣言し、再び舞台へ。しかし、ひびが入った小指をかばうあまり、どうしても歩き方に違和感があり、当然観客の意識はそこに集中してしまう。桑原はその日の事を「そんな多田をいじる技がなくて、やっぱり何事もなかったかのように漫才してすべりました。コントの場合は暗転中に俺が多田をおぶって舞台まで連れていってた。暗転中といってもお客さんにはうっすらと見えていて。どういう関係?と思われていたと思います。あの時はヒヤッとしましたね」と語っている。
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