公職経歴
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1994年以降、ゼーダーはバイエルン州議会のニュルンベルク西部選挙区選出議員である。党内において、ゼーダーはエドムント・シュトイバーに支援されたいわゆる94年選出州議会議員グループの一員である。1999年から2003年まで、州議会行政監査委員会副委員長。キリスト教社会同盟(CSU)幹事長であった2003年から2007年まで、党議員団役員会にも所属した。 2007年10月16日、バイエルン州デジタル・メディアおよび欧州問題担当大臣に就任(バイエルン州・ギュンター・ベックシュタイン内閣)。2008年バイエルン州議会選挙後、ホルスト・ゼーホーファー州首相の下でバイエルン州環境・保健大臣に就任。2011年11月にゲオルグ・ファーレンショーンの後任として州財務大臣に就任。 2017年になるとゼーダー財務相とゼーホーファー州首相間で政治的主導権争いが数か月間おこなわれ、2017年12月4日になって、ゼーホーファーは州首相を2018年度第1四半期中に自ら辞職することを表明した。しかしながら、ゼーホーファーは州首相退任後もキリスト教社会同盟(CSU)党首の地位には留まった。ゼーホーファーは2018年3月13日に州首相を辞任することを文書で通知した。 2018年3月16日、マルクス・ゼーダーはバイエルン州議会において、169票中99票の賛成を得てバイエルン州首相に選出された。ゼーダーは第1回投票時に過半数を得て州首相に選出された。その時の反対票は64票、無効票は2票であった。 2017年12月4日、ゼーダーはキリスト教社会同盟(CSU)州議会議員団の一致した賛成により、2018年バイエルン州議会選挙時の党州首相候補にノミネートされた。同時に党役員会からも賛同を得た。2017年12月16日、ニュルンベルクで開催されたキリスト教社会同盟(CSU)党大会はマルクス・ゼーダーを州首相候補に正式決定した。2018年10月14日に州議会選挙はおこなわれ、キリスト教社会同盟(CSU)は州議会での過半数を失ったが、自由な有権者と連立することで第2次ゼーダー内閣を発足させた。同年11月6日、204票中110票の信任を得てゼーダーはバイエルン州首相に選出された。 2019年1月19日、ミュンヘンで開催されたキリスト教社会同盟(CSU)党大会において、ホルスト・ゼーホーファーの後継党首を選出する信任投票がおこなわれた。マルクス・ゼーダーは信任投票において87.4%を得てキリスト教社会同盟(CSU)党首に選出された。ゼーダーはキリスト教社会同盟(CSU)の歴史において、福音主義教会に属する初めての党首である。
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