八王子市長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/18 06:29 UTC 版)
2000年1月、八王子市長選挙に自民党推薦で立候補して初当選。八王子大丸(1985年閉店)跡地の商業施設「FAM」が1994年に閉店後、長年空きビルとなり荒廃した姿を晒していたことが地元商店街や地域住民から問題視されていたが、黒須市長はこれに対し2000年の第3回定例市議会で「八王子の中心市街地衰退の象徴だと認識している」と述べた。「FAM」の復活をその後の施策の一つとしていたが結局実現せず、ビルは翌2001年に不動産業者に売却され解体、2003年に高層マンションが建設された。 2004年1月、八王子市長に再選。文部科学省中央教育審議会初等中等教育分科会臨時委員、首都圏中央連絡道路建設促進協議会会長を務める。 2008年1月の八王子市長選挙では、自民・公明2党及び連合東京の推薦を受けて立候補。共産・社民・ネット3党が推薦する候補を破り、3選した。民主党はこの選挙で候補を擁立せず自主投票であった。2011年、そごう八王子店閉店の知らせを受けて「八王子の中心市街地の顔。その顔がなくなるのは衝撃だ。赤字と知ってはいたが、百貨店業界の厳しさを痛感した」と語った。 2011年民主党政権の政策(子ども手当てや高速道路無料化など)を評価する東京都の首長アンケートに「実現できるもの、その必要性を感じるものは何一つない」と答えた。 2012年1月22日投票の八王子市長選挙では「立候補を行わず引退する」ことを表明。後継者として、東京都議会の議員経験を有する石森孝志を指名した。
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