党内処分とは? わかりやすく解説

党内処分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 09:01 UTC 版)

文化芸術懇話会」の記事における「党内処分」の解説

2015年6月26日国会対策委員長佐藤勉は、文化芸術懇話会の代表を務め自由民主党青年局長の木原稔対し役職辞任するよう促した。しかし、木原はこの働きかけには応じず、役職辞任拒んだ木原自発的な辞任応じないことから、同年6月27日午前佐藤自由民主党幹事長谷垣禎一らと協議し処分することを決定した同日記者会見において、谷垣は「(懇話会で)報道および言論の自由軽視するのような発言なされたまた、沖縄県民思い受け止めるべく努力してきた自民党努力無にするかのごとき発言なされた」と厳しく批判した谷垣は「国民信頼大きく損なうもので看過できない判断した」と述べ木原同日付で更迭し、1年間役職停止処分にすると発表したまた、発言した大西英男井上貴博長尾敬の3名に対しては、厳重注意処分とした。 有志による勉強会を巡る処分異例であったが、安全保障関連法案国会審議への影響考慮し早期事態収拾を図る必要がある判断したとされるまた、谷垣は、自由民主党総裁安倍晋三同日協議した上で対応を決め、4人に伝達したことも明らかにした。木原処分発表先立ち、「国会運営に迷惑をかけたことは大変申し訳ないどういう処分でも受ける」と語った同月30日になって大西英男国会内で記者団質問に対して安全保障関連法案批判的な報道機関について、再び「懲らしめなければいけないんじゃないか」などと述べたまた、誤った報道をするようなマスコミに対して広告自粛すべきじゃないか」とも語った。これらの度重なる発言に対して自民党執行部は、同日夜、大西2度目厳重注意処分とした。 その後同年10月木原処分については「反省の情が顕著だった」として処分期間が3ヶ月短縮されたため、期間満了扱いとなった処分影響もあってか、これ以降会合開催確認されておらず、事実上休眠態となっている。

※この「党内処分」の解説は、「文化芸術懇話会」の解説の一部です。
「党内処分」を含む「文化芸術懇話会」の記事については、「文化芸術懇話会」の概要を参照ください。

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