元明天皇の即位詔とは? わかりやすく解説

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元明天皇の即位詔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/05 07:02 UTC 版)

不改常典」の記事における「元明天皇の即位詔」の解説

文献上の初見『続日本紀』慶雲4年707年7月壬子17日)条にある元明天皇の即位詔で、不改常典が2箇所現れる元明はまず前代文武天皇即位事情説明する文武天皇草壁皇子の子で、即位して持統天皇と共に座して統治した。これは天智天皇が「天地とともに長く日月とともに遠く改めない常の典と立て賜い、敷き賜える法」にもとづくのだと元明は言う。 ついで元明王臣百官人の輔佐で食国天下の政事行いたいとしてから、「天地と共に長く改めない常の典と立て賜える食国の法も、傾くことなく動くことなく渡り去るように」と述べた。 この詔に現れる期間に、皇位持統天皇文武天皇元明天皇渡った文武草壁皇子の子にして、天武天皇の孫である。持統元明はともに女帝で、持統文武祖母元明文武の母にあたる。よって、前段不改常典祖母から孫への譲位共同統治正当化する法であり、後段不改常典は食国の法でその継続を願うという文脈である。

※この「元明天皇の即位詔」の解説は、「不改常典」の解説の一部です。
「元明天皇の即位詔」を含む「不改常典」の記事については、「不改常典」の概要を参照ください。

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