元島栖二
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「カーボンマイクロコイル」の記事における「元島栖二」の解説
元島栖二(もとじませいじ1941年-)長野県下伊那郡豊丘村生まれ。1965年名古屋工業大学卒業後、1967年同大学院修士課程工業化学専攻修了。1971年岐阜大学工学部に迎えられ、1982年工業化学科助教授、1990年応用化学科教授に就任。研究過程でセラミックの結晶を合成する「らせん構造」と出会い、1989年にマイクロヘリカル状の窒化ケイ素ファイバーを開発、1990年カーボンマイクロコイル(CMC)の合成に世界で初めて成功。2005年文部科学大臣表彰科学技術賞、2006年日本化学会学術賞を受賞。2007年岐阜大学工学部名誉教授就任。2010年から2017年諏訪東京理科大学客員教授、CMC研究会会長、材料技術研究協会会長などを務める。
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